経済学・経済政策の全体像
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  ⑨国内総生産GDP(Gross Domestic Product) 国内総生産GDPとは「一定期間内(通常は1年間)に国内で生産された付加価値の総額」を意味し、その国の経済規模や状態、景気を測る重要な指標として用いられています。 売上ではなく、付加価値の合計という点に注意して下さい。国内総生産GDP= 最終的な生産物 - 中間的な投入物 (売上)(仕入)(例)   農園Aで小麦を1,000万円生産した。   Bパン工場が農園Aから小麦を1,000万円仕入れ、その小麦を使ってパンを1,500万円生産した。   スーパーCがBパン工場からパンを1,500万円仕入れ、そのパンを1,800万円販売した。農園ABパン工場スーパーC小麦の仕入分1,000万円500万円パンの生産1,500万円パンの仕入分1,500万円300万円小麦の生産分1,000万円農園Aの付加価値1,000万円Bパン工場の付加価値500万円国内総生産GDP=付加価値の合計=1,000万円+500万円+300万円=1,800万円※売上を合計しないように気をつけて下さい。売上を合計してしまうと、農園Aの付加価値(1,000万円)やBパン工場の付加価値(500万円)が二重三重に計算されてしまうことになってしまいます。 また、この国内総生産GDPは、最終的なスーパーCの売上と一致するという所を押さえておいて下さい。パンの販売1,800万円スーパーCの付加価値300万円国内総生産GDP=付加価値の合計=最終的な生産物-中間的な投入物(売上)(仕入)※国内総生産GDPは付加価値の合計。単純に売上を合計しないこと!!11

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