経済学・経済政策の全体像
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⑤予算制約 消費する際には、当然予算の範囲内で収める必要があります。お金に限りがあり、つまり予算があり「全部得ることができない」「どちらか一方を選ぶしかない」ということを経済学では、「予算制約」と呼びます。 給料が上がれば当然予算の範囲は広がり、その結果消費量も増加することとなります。 また、物価が下がった時も、給料が上がるのと同様の効果があり、結果として消費量が増加することになります。(例)給料20万円でビールが何本買えるか? 給料20万円、ビール400円/本の場合・・・ビールを500本買うことができます。給料20万円、ビール200円/本の場合・・・ビールを1000本買うことができます。消費者は予算の範囲を超えないように、買い物をして、かつ自分が一番満足をできるように買い物をする予算には限りがあるから、全てを選ぶことはできない。予算制約全部欲しいけどお金が足りないなぁ・・・一番欲しいパソコンを買おう!! 給料(予算)は20万円と変わっていないが、消費量が2倍に増えた。つまり、物価が下がると実質的に給料が上がるのと同じ効果があるということができます。 ⑥限界 限界とは「現時点から、追加的に1単位変化させたときに、どのように変化するのか」に注目することを言います。 限界と言うと「おなかいっぱいだからもう食べれない」だとか「もう飲めない」だとか上限いっぱいのことをイメージしてしまいがちですが、経済学で「限界」というと「1単位増やしたり、減らしたりすること」を意味しますので慣れるまで注意が必要です。 それでは「現時点から、追加的に1単位変化させたときに、どのように変化するのか」とはどういうことなのでしょうか。それは、例えば、初めから101を選ぶのと、100を選んでから1を追加するのでは、結果としては101で同じになるのですが、それを実現する為のメリットやコストが違うということです。限界とは??・モノを消費する際には、予算制約があり、消費者は限られた予算の範囲内で自己の満足を最大に高めるように消費する。・物価が下がると実質的には給料が上がるのと同様の効果があり、消費量が増える。上限いっぱいの状態現時点から1単位増やしたり、減らしたりすること5
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